共進化 油彩/キャンバス(F6号) 2025 *2026年1月グループ展販売予定
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「共進化」 2025.11.25
油彩・キャンバス F6号(41×31.8)
2026年1月17日~1月18日の恵比寿で行われるグループ展で展示予定です。
【作品思想】
自然は、その内なる意志によって不断に形を変え続ける。
ーアルトゥール・シャーペンハウアー
被子植物は毒を生み、恐竜はその毒に耐える身体をつくり、また植物は毒を強める。
白亜紀の森は、意志と意志が響き合う“共進化”の世界だった。
すべての生物は、生きようとする盲目的な意志に突き動かされている。
【作品背景】
本作は約6,800万年前、白亜紀末期の北アメリカを舞台にしています。
この時代、被子植物が急速に多様化し、食べられないためにアルカロイドなどの有毒化合物を発達させたと考えられています。左下にはナス科・トウダイグサ科に似た毒を持つ植物が群生しており、その奥のマグノリアの裏側を、2匹のオルニミムスが歩いています。雑食性だった彼らは、植物毒をある程度分解できる適応を進化させていた可能性があり、植物はさらに強い毒を作るという「共進化(進化的軍拡競争)」が起きていたとされています。
手前のアケロラプトルは、森林の下層で小動物を探したり、小型恐竜を狙ったりして暮らしていたと考えられています。右奥のトリケラトプスは植物を食べていますが、白亜紀末の草食恐竜の一部は被子植物の毒に対応しきれず、慢性的な中毒や栄養障害で弱っていった可能性があります。映画『ジュラシック・パーク』に登場する、トリケラトプスが植物を誤食して倒れるシーンもこの学説が元になっています。
植物が毒を生み、恐竜が耐性を獲得し、また植物が毒を強めていく。白亜紀の森では、生き物同士の静かな“共進化”のドラマが続いていました。
【登場生物】
・オルニミムス
・アケロラプトル
・トリケラトプス
・有毒植物(ナス科・トウダイグサ科を参考)
・マグノリア
*本作品は2025年11月25日に描き上げたものです。
表面は乾燥しておりますが、内部まで完全に乾燥するのは2ヶ月(1/25)ほどかかります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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